カイザーで働くすべての社員に徹底していることは、「顧客満足度の追求」の一言に尽きます。
それはデザインの良さであり、施工の技術であり、手厚いアフターサービスであるだけでなく、
施工現場の社員にとっては、工事の間も常にご要望の一歩先まで考え抜いて作業をし続けられるかです。
施工の段階に入ると、現場の作業員や現場管理者は毎日現場に足を運び、
現場を見て、作業をしながら1日を過ごすことになります。
つまり、その時点では誰よりも多く現場にいるからこそ、気づける「使いにくさ」や「改善点」があるのです。
私たちはたとえどんな細かいことでも、お客様にとってより良いと思えることは全て、
すぐにお客様にご提案し、より良い施工と高い満足度を追求しています。
- ― 滑り止めタイルへの変更
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当初のお客様のご要望では、工場内以外の階段や玄関フロアを滑り止めのない通常のタイルで施工する予定でした。しかし施工を進めていく内に、現場管理者から「雨の日に滑りやすいので、滑り止めタイルに変えたほうがいい」という提案があり、お客様に許可をいただいた上で、全面的に滑り止めタイルに貼り替えました。
それにより、雨の日でも安心して工場内を歩いていただけるようになりました。
- ― コンセントの増設
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事務所スペースのコンセントが、当初の要望に基づいた計画では、壁への設置のみの予定でした。しかし事務所スペースが広くとられているため、PC等の電子機器のコードをつなぐ際に、壁からコードがのびることになります。見た目や安全性も考え、カイザーから床へのコンセント設置をお客様にご提案し、施工プランを変更しました。
- ― パイプの防寒処理
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工場内の天井や壁に沿って工場設備で使用するパイプを設置しましたが、非常に寒い地域のため、施工中にパイプに結露がつくことがありました。
結露によってパイプの素材を傷めてしまうことを考え、お客様にご説明した上で、安全策のために結露のおこる可能性のある全てのパイプに断熱材を巻き付け、防寒処理を行いました。
- ― 管理棟の間取り変更
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当初の予定では工場に隣接する管理棟と工場を防音壁で仕切る計画でしたが、施工が始まってから、工場への視察者が頻繁に訪れる予定があることをお聞きし、より安全に視察できるよう、管理棟に仕切りをして通路を作ることをカイザーからご提案しました。
またその際、将来的に建設を計画している別棟への渡り廊下としての拡張性を持たせられるように施工プランを変更し、大変ご満足いただけました。